必ず成功するブランディングなどの方程式はありません。ここでは、当社の考えるブランディングをご説明いたします。
当社は、お客さまが『どう想像するか』に知恵の焦点を絞ります。
何を、どのように表現すればお客様が想像力を膨らませて、自社や自社製品に好ましいイメージを持ってくれるのか、知恵を絞って考えて行くのがブランド戦略です。簡単に言うと、「好き」を一度にたくさん集めることであります。
ブランディングと言うと「自分たちの魅力を相手に伝えること」とご理解されていることがよくあります。
私共にとっては、これはマーケティングの領域と考えます。
私共にとってのブランディングとは、「自分たちが伝えたいこと」ではなく、「相手がどう感じ、どのようなイメージを抱くか」の方です。
この時、イメージの中には「今現在」だけではなく、必ず「未来の自分たち」を含んでいる必要があります。
ブランディングの本質として、「未来への投資」が不可欠だからです。
だから、当社のブランディングには「未来のお客さまに、どうやって自社や自社の製品に対する好ましいイメージを持ってもらうか」
と言う視点が欠かせません。
「ブランディング」と言う言葉で、皆さんは何を連想しましたか?
おそらく多くの方が、企業や製品のイメージなどを広告宣伝活動などにより、対外的に広めて行くと言う活動ではないかと思います。
私共は、これを「アウターブランディング」と定義しております。一般的に、広告代理店やコンサルティング会社に依頼されるブランディングです。
では、もう一つの側面は何か。それは私供が「インナーブランディング」と呼ぶ、『企業内の全ての部門や活動を連動させながら、社内に一つのブランドイメージを構築する活動』の事です。
そこには、採用から、社員教育・福利厚生・評価制度まで意外と思われる領域をも包括します。
実は、このインナーブランディングは、大変な労力を要します。人事部から総務、現場まで、全ての部署を巻き込み、時間もかかります。そこで、「アウターブランディング」だけを広告会社に任せるだけで終えている企業が大変多いのが現状です。
米国では、新卒者の採用が弱い企業は、ブランド力が弱いと考えます。
リーバイス本社、ナイキ本社に訪問したら、皆さんきっと驚かれることと思います。「あーこんな会社に毎日出勤したい」と思われるような、リクリエーションや、フードコートなど、福利厚生施設が充実しているのです。仕事に対する取り組み方は「個性的」でよいのですが、個々の「心のベクトルの向き」は一致している企業が強い企業になるからです。
また、私は、ほぼ毎日スーパーマーケットに出かけますが、「安くて、新鮮」イメージで、いくら広告でアウターブランディングされていても、店員さんが自分の働いている店の商品を買って帰らないなら、私の心は離れて行くと思います。
広告宣伝だけで作り上げられた、実を伴わないブランドは、真のブランドとは言えません。
「いいブランドイメージは、大量の広告露出によって創られる」と言うのは、もう過去のものではないでしょうか?
インターネットや、SNSで個人が発信する情報が、ブランドイメージに反する時、その代償がとてつもなく大きい時代です。
私共は、本当に良い商品を販売している企業であるほど、言葉や表現の方法により、お客様に商品の良さが伝わりきれていないと言う
ケースによく出会い、大変残念な気持ちになることがあります。
ここでは、多くは語り尽くせませんが、深く永くお付き合いできる信頼関係と、インナーブランディングまで様々なアングル( 視点 )からのご提案をさせていただけることが、当社の特徴であると思います。
※まずはお気軽にお電話ください。
CEO 濱田 穰